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Honda Flush S 走行中にエンストする

2.5
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ホンダが作ったスポーツスクーター

このスクーターを知ってますか?私と同じ年代ですと懐かしーいっていう方もいるんじゃないですか、私が高校生の頃のスクーターですね、あの頃はハミングが39,800円とかでホームセンターに売ってませんでしたか?・・・そう考えると高級なバブリーなスクーターですね(^^) 。

  • 【発売】1983年12月 バブル期ですかね
  • 【エンジン】型式AB19 空冷2スト 40X39.3の49cc 5.0ps/6500rpm 
  • 【寸法】乾燥重量 47kg 1500/555/990のスリムボディ
  • こんタイプSはタコメーターがついていたんですよね

5.0ps/6500rpmに乾燥重量47kgに8インチホイール

ホンダフラッシュが家に来た

やっぱり、これも動きませんね

このフラッシュはエンジンがAF18Eにスワップしてあります

エンジン号機からみて  Honda Dio SK50Mn J じゃないかと思います。

キックをしても何も反応しないんですが、キックはスムースに降りているので、焼き付きはないようです、圧縮はシュポシュポいっているので大丈夫そうですね。

さてどちらから手を付けていきましょうか、今回は外装はまあまあ良さそうなので、そのまオリジナルを残していきましょう。

点火系の点検をします

プラグを外してキャップに取り付けて、プラグの頭ばボディーアースに付け(アースはエンジンでも良いのでしっかり付けておきましょう)そのままでキックをしてプラグから火花が飛んでるかを見ます

火花が飛んでない、点火系にトラブルがありますね、ここは後程診るとして

先に燃料系も点検しておきましょう

キャブレターの点検をしておきます

マイナスドライバーでドレンのボルトを緩めて、フロート室にガソリンがきているとかを確認します。

何も出てこないのでどこかが詰まってます、キャブレタのオーバーホールが必要のようですね

今回は、ひとまずキャブレターのオーバーホールからしていきますね。

キャブレタにも問題があるようですね、オーバーホールしていきます

家に来るオートバイはだいたいが長期放置車なので、キャブはほぼほぼオーバーホールでジェット類などの清掃は必要になってきます。

  • マグナーとかと同じなので今回は簡易版でいきます

今回のキャブの状態はまあまあ良さそうです、ニードルバルブに詰まりがあってガソリンがフロート室に落ちてこないのでしょうね、この辺を重点的に掃除をしていきましょう

キャブレタば取り付け前の初期セットはアイドルスクリュばいっぱいに締めこんで1回転半戻しす

ここのニードルはスロットルの中間域の調整ができますね、クリップの位置を変えて調整します。

清掃が終わったので組付けます

タイヤも交換します

ついでにホイールも錆を落として塗装しましょう

最初はこんな状態でした、錆をとっていきます

組付けて、ためしにエンジンをかけてみよう

燃料ホースをつけて、このフラッシュはチョークが使えないので、キャブレタの吸い込み口を手でふさいで燃料を濃くして、その状態でキックをしてかけます。  

あれ、かかった?どうして??火花が飛んでないのに・・・・

試運転をしてみよう

やっぱりとまった  (-_-;)

止まったときにすぐに点検してみたら、やっぱり火花が飛んでない・・・キックしたら掛かった????どうして????ひとまず帰ろう。

おかしい?   原因は熱?振動?気温?(点火系はこんな事が原因で起こることが多い)・・・・止まった時火花がとんでなかった・・・キックしたらかかた・・・振動かな、という事は点検加所は・・・火花はイグナイターで飛ばすので・・・  一番厄介なパターンですね

アイドリングでイグナイタのカプラをゆさぶってみたら、アイドル不調起をおこしてエンストをした、これか!イグナイタのカプラー内の異常の可能性がありますね

カプラーを外して中を見たらコネクターが振動で発熱をして溶けってた感じです。

カプラーを作り変えて修理をしました。

バッチGOO 今は言わないですね

これで大丈夫! 試運転

また 止まった(~_~;)

今回は止まり方が燃料ぽいなあ…・燃料系と点火系の止まり方の違いは止まる瞬間でおおよそわかります

  • 〖燃料系〗アクセル踏んでもついていかない感じでボスボス、プシュプシュってとまります
  • 〖点火系〗突然何も反応しなくなって止まります

止まる瞬間、止まるまでの間に見極めができると修理にかかる時間が減ります

キャブレタからインマニにいってる配管が抜けてた、これマニホルド負圧を使って燃料を吸い出しているんですね、これがまた配管の取り付けがやりずらい。

※これはエンジンスワップによるトラブルですね

気を取り直して、またまた試運転

また、また 止まった・・・・( ノД`)シクシク…

負圧の配管もタイラップバンドでしっかり止めて、今度こそ大丈夫だろうと、試運転へ行きました、快調なスタート、8インチホイールなのでフロントがウィリーする位の元気よささすが2ストで47KGのスリムボディで5.0PSは良い感じ

しかし、しばらく走るとまた止まった⤵ えーっつ⤵ 止まり方が、プッツっと前触れもなく止まった、点火系だ今回はキックしても掛からない、掛かる気配がない、自宅までは約500m近くて良かった押して帰りました、軽いスクーターなので散歩と変わらない感じ。

今度は、どこだろう先日のイグナイターの配線かな?再度点検したけど大丈夫でした、プラグの火花をみたらやっぱり飛んでない、なかなか手のかかるフラッシュだなあ

やはり怪しいのは、スワップしたエンジンかな

やはり読み通り、エンジンを繋いでいる配線が中で断線してました。配線の手直しをして完了です。

一発で始動です

またまたまた試運転に出かけます

今度こそ!調子よく走る

加速は良いけど最高速が伸びないな~8インチのせいかな、全開だとエンジンもきつそうとか考えながらしばらく走りました、今回は段差があるところも走ってスクーターに振動を与えたりしてみましょう、30分程走りましたが大丈夫のようです、良かった!このスクーター結構楽しい( ´艸`)

その時 事件が起きました

全開で走行中エンジンパワーが一瞬落ちました、やばいと思い減速しましたが間に合いませんでした、ギュイーン・・嫌な感触・・・そうです2ストです抱き着きです

幸いキックは降ります重症では無いことを願いつつ少し休憩です、帰ってエンジンを確認しましょう。

おや、ピストンの頭に傷があります、これ普通では考えずらいですよね、予測ではこれエアクリーナーとかの部品が吸い込まれてピストンを傷つけたんでしょうね、でも今回の止まり方から考えるとこの傷は考えずらいですね。

これですね抱き付きの跡、それほどひどくはなさそうです、磨けば使えそうな感じはしますね、ピストンを抜いてみましょう。

こんな感じですね、今回が初めてではなさそうですね、ひとまずはペパー掛けですね、軽めに♯800くらいでやってみますか、ペーパーはオイル溜まりができるように斜め交差でかけていきますね。

んっつ? これは

燃焼室が溶けてますね、さっきのピストンの傷が原因の可能性もあるかも・・・そこに小さな傷ができて、しかも燃料が薄い状態だったのか、もしくはスワップのエンジンはDioなので10インチホイールが8インチに変わったことで負荷が掛かりすぎたのか色々考えられますが、削ってみましょう

こんな感じで、今回はリュータートペーパーで修正

割と綺麗になってませんか、組付けましょう

これでひとまずは大丈夫かと思いますが・・・また試運転

《続編》また抱きつきました

諦めて ボアアップする事にしました

安いボアアップキットを買ってみました

47mmで72ccです、leihuoというメーカーです

こんな感じですシリンダー自体は少し小さい気がしますが、ボアは一回り大きいですね、良く聞くバリ自体はそうでもないようですが、よくこの価格でこの部品が作れるなんて日本では考えられないですね。

これピストン入れたらキッチキッチです・・・・このままでは抱きつき確定です、ひとまずピストンを削って組んでみます。

ついでにリューターでポートのバリと中を削っておきます。

しかし心配ですね・・・・

オイルポンプもみておきましょう

特にひっかりもなく大丈夫みたいです。

清掃をして組付けましょう

ちょっとピーキーなのでリヤタイヤを10インチにしてみました

リヤフェンダーを削って10インチを入れてみました、やっぱり8インチのほうがバランが良くて可愛いですね

では、始動して慣らしをします

一発始動です!アイドリングですでに排気音が大きくなったようです。

スクーターの全盛期 1980年代を飾ったスクーターたち

。ホンダを含む多くのメーカーが市場に新しいスクーターを投入し、特に都市部での移動手段として広く利用されました。以下に、1980年代の代表的なスクーターとその特徴を紹介します。

1980年代の代表的なスクーター

1. ホンダ タクト (Honda Tact)
  • モデル名:AB07、AB08、AB19 など
  • エンジン:空冷2ストローク単気筒、49cc
  • 特徴
  • 軽量で操作がしやすく、都市部での利用に最適。
  • シンプルで実用的なデザイン。
  • 燃費が良く、経済的な移動手段として人気。
2. ヤマハ ジョグ (Yamaha Jog)
  • モデル名:27V, 2JA など
  • エンジン:空冷2ストローク単気筒、49cc
  • 特徴
  • スポーティなデザインと高い加速性能。
  • 軽量で扱いやすく、若者に人気。
  • 燃費が良く、経済的な面でも優れている。
3. スズキ アドレス (Suzuki Address)
  • モデル名:V50, V100
  • エンジン:空冷2ストローク単気筒、50ccおよび100cc
  • 特徴
  • 高出力で、優れた加速性能。
  • 大容量のフロントポケットとシート下の収納スペース。
  • デザインがモダンで、様々な世代に人気。

1980年代スクーターの特徴

  • 2ストロークエンジン:多くのモデルが2ストロークエンジンを採用しており、軽量で高出力が特徴。
  • デザインの多様化:スポーティなものから実用的なものまで、さまざまなデザインが登場。
  • 燃費性能:燃費の良さが重要視され、経済的な移動手段として人気を集めた。
  • 信頼性:長期間にわたって安定した性能を発揮するモデルが多く、メンテナンスが容易。

1980年代のスクーターは、今でも多くの愛好者に支持されており、クラシックバイクとしての価値も高まっています。これらのモデルは、当時の技術とデザインの粋を集めたものとして、スクーターの歴史に大きな影響を与えました。

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