FIAT500 とはどんな車
FIAT 500は、イタリアの自動車メーカーであるFIAT(フィアット)が製造した、コンパクトカーであり、非常に人気のある車種です。初代のFIAT 500は1957年に登場し、その後何度かのモデルチェンジを経て、2007年に新型が発売されました。
FIAT 500は、その小さなボディサイズとキュートなデザインで知られており、都市部での使用や街中を気軽に走るためのモデルとして好まれています。その小さなサイズにもかかわらず、居住性や機能性が優れており、コンパクトでありながらも快適な乗り心地を提供しています。
また、FIAT 500はカスタマイズやパーソナライズがしやすい車種でもあり、様々なカラーや装飾品、オプションが用意されています。そのため、個性的なスタイリングを楽しみたいユーザーや、都会的な雰囲気を持った車を求めるユーザーに人気があります。
燃費の良さや取り回しのしやすさ、そして魅力的なデザインなど、様々な要素がFIAT 500の魅力となっています。
レストアとは?
車のレストアは、古い車や古典車を修復し、原状に近い状態に復元するプロセスです。主な目的は、車を回復させ、美しさや機能性を再び引き出すことです。
車のレストアには、以下のような作業が含まれます:
- 外装の修復: レストアでは、塗装の剥がれや傷、錆などを修復し、外装を美しく仕上げます。塗装の再塗装やパネルの交換などが含まれます。
- 内装の修復: シート、ダッシュボード、カーペットなど、内装の部品が劣化している場合は、これらを修復または交換します。内装の清掃や修復作業も含まれます。
- 機械部品の修復: エンジン、トランスミッション、サスペンションなど、機械部品の修理や復元が必要な場合があります。部品の交換、再製造、調整などが含まれます。
- 電装系の修復: 電気配線、ライト、スイッチなど、電装系の部品が劣化している場合は修復または交換します。電気系統の点検や修理も含まれます。
- その他の作業: サスペンション、ブレーキ、タイヤなど、車の他の部分も必要に応じて修復または交換されます。
車のレストアは、専門知識や技術、時間、費用が必要な作業ですが、愛好家やコレクターにとっては満足感のあるプロジェクトです。完成した車は、歴史的な価値や美しさを持ち、鑑賞や乗車の喜びを提供します。
穴が空いている所を鉄板などで加工しながら塞いでいきます
この鉄板1枚から部品を切り出して形を作って溶接してボディの傷んだ部分を再生していきます、板金修理は素人の私がやっていきます、間違ったやり方も多々あるかとは思いますが、頑張って諦めずにすすめていきます。
使う工具はこちらから🔧ここは金切りバサミにエアソーを使っていきます
≪板金編≫ 錆びて穴が空いた所を鉄板を叩いて溶接をして再生していきます⚒️
現物合わせで型紙で型取りをして、鉄板を切り出して、また反対側を見ながらリブがあるところはリブを作り強度を落とさないように、考えて作成していきます。
左側のインナーサイドシルです、腐食が酷く思い切って切り抜きました。中の錆も十分に落としておきます。
インナーサイドシルを作ります、まず鉄板を切抜き、ラダー部分は下に厚めのゴムマットを敷き形を作っていきます。
ちゃんと凹凸も作ってみました、これ造らないと強度が出ないでしょうね
錆が出ないように錆止め塗装をしていきます。このラダーの凹凸は素人にしてはなかなか頑張って作っていませんか?あとは車体のラダーに合わせてスポット溶接をしていきます、上手くいくと良いのですが・・・
同じようにして他の所も作っていきます。
左フロアーのフェンダー内側、ここは何回かに分けて修正していきます
この位、傷むとどこから手を付ければ良いのやら(´;ω;`)地面も見えてます、これ前のオーナーさんは分かっていたのですかね????
これ、『危ない』ってブレーキ踏んだら床が抜けるんじゃないですか💦💦💦
足でブレーキって漫画みたいになりそうですね👣👣👣
余分な錆や中途半端に残った鉄板を取り除いて、錆がまた出てこないように削り取っていきます
現物合わせで鉄板を当てながら何度も合わせながら微調整をしていきます、恐らくプロの板金屋さんはこんなの数十分で作っていくのでしょうね、私は一日かかります。
初めての溶接です
合わせるとこんな感じです、あとは溶接ができるようにペーパーをかけて溶接をしていきます、もう一枚の画像はフェンダー外側で裏側から見たところです、下手な溶接ですね、溶接機ももちろん初めてで恐る恐るやりました、
こういうアールがついた所は難しいですね、画像が前後してますねすみません💦
フロアーは貼り換えます
切り継ぎをしても強度が出ないと思い、思い切って貼り換えます0.8mm厚の厚めの鉄板で作っていきます、新規車検の際は重量を計るのでパテの分も合わせて車両重量が増えているでしょうね。
上を向いて作業するのがきついので、リフトの足に引っ掛けて横に向けました。ちょっと違うのですが、このやり方はレストアの世界ではよくバーベキューとか言って真ん中にシャフトを通して車がクルクル回る機械をつけてやるんですよ。
こんなのがあるんですよ、これあると便利ですね、作ろうと思いましたがせっかく二柱リフトがあるし、ドンガラで恐らく重量も200k位かと思い一人でセットして吊るしました
どんどん穴を塞いでいきます
ここからが長い戦いに突入です
リヤフェンダーはFIATのチャームポイント思うのですが大事なところが、この状態です、ここは時間を掛けてでも綺麗に仕上げてみたいと思います。膨れをグラインダーで削っていくとやはり穴が空きました、😨、プロの方はどのように作業をしていくのですかね?
右側のフロントフェンダー下側はめくってみると、インナーが激しく腐食がすすんでいたのでほぼ作り直しです。
フロンマスクの裏側です湾曲具合が鉄板を叩く際に結構難しいいところでした、ここも3枚に分けて再生していきます。
形を作って穴を空けてスポット溶接をしてみようと思いやってみました、溶接の後削ると割と綺麗になりましたが、今見るとこれって溶接の溶け込みができてないですね、まあこの場所なので大丈夫でしょう。
フロント部は当初は少しの腐食かと思っていましたが、予想以上に腐食がすすんでおりかなりの範囲を修正することになりました。
このフロントとフェンダーの継ぎ合わせは非常に難しいです、また、ここをスムージングしようと思いますので強度を含め補強も入れながら修正します。
窓枠の周りは雨水で腐食しています、窓ガラスが取付けられる場所なので雨漏れがしないように、なめらかに作っていきます。
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